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ヘルペスがまた再発!有効な治し方とは?

2019年08月07日
カプセル

性感染症として有名なヘルペスですが、実は大きく分けて2種類に分類されており、微妙に性質や特徴が違うのをご存知でしょうか。この病気の原因となるウイルス(HSV)は、主に口腔や顔面などに水疱が多発する口唇ヘルペスの原因となるHSV1型と、性器や尿道・肛門周辺などに水疱が発生するHSV2型に分けられます。幼少時に感染することの多い、水疱瘡が原因となる帯状疱疹は近縁種のウイルスですが、症状の現れ方や痛みの程度が強いなど、異なる特徴を持っているので別の疾患と認識されています。
口唇ヘルペスの原因となるHSV1型の場合、感染者の口腔粘膜に分布している場合も多く、幼少時に親の唾液などに接触することが初回感染のきっかけになることが多いようです。HSV1型に初感染しても無症状のまま沈静化してしまうこともあり、成長してから発熱などで全身状態が悪化したときに口唇ヘルペスの形で発見されて、感染が発覚することもよくあります。成人の50~80%に感染が見られると推測されているほど身近なウイルスの一種といえます。
これに対して性器ヘルペスを引き起こすHSV2型は、1型とは感染経路が異なって思春期以降の性行為で初めて感染するのが大勢を占めているので、性病の原因の一つとされています。初感染したときの症状は強く出る傾向があり、発熱などで全身状態に影響を与える場合もあり、水疱や痛みなどの程度も強い傾向があります。従って症状が現れたら早急に治療に取り組むことが早期回復のための大きなポイントになってきます。特に性器ヘルペスは再発することが多く、中には年に何度も再発する人もいるほどです。
ヘルペスウイルス感染を疑わせる症状が見られた場合の治し方ですが、性病治療で使用される抗生物質は無効なので、抗ウイルス剤を投与することが必要です。口唇ヘルペスも性器ヘルペスも共に一般的な治し方は、バルトレックスを内服するという方法になります。バルトレックスは抗ウイルス剤としてバラシクロビルが優れた効果を発揮します。バラシクロビルはヘルペスウイルスのDNAの複製を阻害する効果が高いので、ウイルス増殖を抑制し、水疱や痛みなどの症状を沈静化させることが期待できます。また、再発した症状にも高い効果を発揮します。再発時の治療のポイントは、気づいたときに速やかにバルトレックスの使用を開始することです。早い段階で治療することで早期回復も見込めます。