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ヘルペス再発防止薬でも有名なバルトレックスはセントレックスが安価

2019年09月07日
心配している男性

ヘルペス治療は抗ウイルス薬の開発の歴史でもありました。性病の原因菌では、多くの場合はクラミジアや梅毒トレポネーマなどの細菌が原因となっているので、抗生物質の投与で効果的に治療することが可能になっています。細菌は自らたんぱく質を合成し、独立して増殖することができます。ところが、ウイルスは細胞に寄生してDNAを複製して増殖するという点で細菌と異なるメカニズムになっています。そのため抗生物質は無効となるので、抗ウイルス薬を開発する必要があるのです。
ゾビラックスは初めて優れた抗ウイルス作用を持った第一世代のヘルペス治療薬になります。ゾビラックスは主成分にアシクロビルを含んでいますが、体内への移行は少し吸収しづらいという問題点を抱えていました。そのゾビラックスの体内への移行・吸収を改善したのが、バルトレックスになります。バルトレックスの主成分はバラシクロビルです。バラシクロビルは体内への吸収性を高めた第二世代の抗ウイルス薬で、免疫力を活性化させてヘルペスウイルスの増殖を抑制する効果に優れています。ただ、バルトレックスは先発薬に位置付けるので、1錠あたり390円前後の価格になります。しかしヘルペスは再発を繰り返す特徴を持っているので、長期的に使用すると薬価がかさむことになります。そこでバルトレックスのジェネリック医薬品を選択することで、薬価を安く抑えることが可能です。なぜならジェネリック医薬品は特許期間の切れた先発薬と同一の主成分を含んでいるので、高額な開発費用の負担がないため薬価を安価に設定することができるからです。
バルトレックスジェネリックで知名度が高いのは、セントレックスになります。セントレックスはバルトレックスジェネリックのため、主成分も同一のバラシクロビルが配合されているのです。頻繁に再発を繰り返すヘルペスの再発防止のために、継続的に投与する場合も珍しくないとされています。主成分が同一なので、セントレックスの用法用量はバルトレックスに準じます。よって、基本的にヘルペスの治療ではバルトレックスの用法用量と一緒の5日間服用し、体内でのウイルスの活動を抑制するので再発防止薬にも使用されているようです。セントレックスもバルトレックス同様に副作用のリスクが少なく安全性が高いヘルペス治療薬とされています。比較的発生する副作用としては、腹痛や下痢などの消化管症状や頭痛、稀に意識低下などの症状が出現することがありえます。